わが愛する者よ、見よ、あなたは美しく、 まことにりっぱです。 わたしたちの床は緑、
わが愛する者の若人たちの中にあるのは、 林の木の中にりんごの木があるようです。 わたしは大きな喜びをもって、彼の陰にすわった。 彼の与える実はわたしの口に甘かった。
あなたは人の子らにまさって麗しく、 気品がそのくちびるに注がれている。 このゆえに神はとこしえにあなたを祝福された。
そのさいわい、その麗しさは、いかばかりであろう。 穀物は若者を栄えさせ、 新しいぶどう酒は、おとめを栄えさせる。
見よ、あれはソロモンの乗物で、 六十人の勇士がそのまわりにいる。 イスラエルの勇士で、
あなたの民は、あなたがその軍勢を 聖なる山々に導く日に 心から喜んでおのれをささげるであろう。 あなたの若者は朝の胎から出る露のように あなたに来るであろう。
わが愛する者よ、見よ、あなたは美しい、 見よ、あなたは美しい、あなたの目ははとのようだ。
わが愛する者はかもしかのごとく、 若い雄じかのようです。 見よ、彼はわたしたちの壁のうしろに立ち、 窓からのぞき、格子からうかがっている。
わたしは眠っていたが、心はさめていた。 聞きなさい、わが愛する者が戸をたたいている。 「わが妹、わが愛する者、 わがはと、わが全き者よ、あけてください。 わたしの頭は露でぬれ、 わたしの髪の毛は夜露でぬれている」と言う。
わたしが起きて、 わが愛する者のためにあけようとしたとき、 わたしの手から没薬がしたたり、 わたしの指から没薬の液が流れて、 貫の木の取手の上に落ちた。
愛する者よ、快活なおとめよ、 あなたはなんと美しく愛すべき者であろう。